スターズエッジ・インターナショナル作成

1986年、ハリー・パルマーという教師がアバターコースを創りました。その同じ年、彼は、アバター教材のデリバリーを監督するセミナー管理会社、スターズエッジ・インターナショナルを設立しました。ハリーの著作物は、自己の向上へと方向づけられた一連の知識、エクササイズ、プロセスの拡大に深く寄与しています。これまで自己啓発業界の多くの個人や会社が、彼の考え方を取り入れてきました。

ハリー・パルマーはシンプルな着こなしで、質素に暮らし、女性のためにドアを開けることも忘れません。あなたが話すとき、彼はあなたを真っ直ぐ見ます。すると、あなたは自分の言うことに彼が興味を持っているように感じます─実際そうなのですが。それとは打って変わって対照的に、彼は急成長している国際企業のCEO(最高経営責任者)でもあり、かつては卓越した精神的指導者だけのものだった威光を予期せずして受け継いでいます。この気取り気のない男の著作物は、地球を席巻している運動を創り出しています。

彼のベストセラー本『リビング・デリバレイトリー ─自分が決める人生の生き方 ─』(現在20ヶ国語に翻訳されています)には、彼が覚醒に至るまでの個人的な道のりや、その後に続く洞察が描かれています。これらの洞察こそ、三部構成でできている9日間の「アバターコース」の基礎となるものでした。(ある著名な文系の大学教授は、アバターコースをこう表現しています。「…東洋哲学と西洋認知心理学がみごとに溶け合ったものであり、自己決定の回復に通じる早くて経験的な道だ。」)

ハリーの崇高な目的は、覚醒した星の文明の創造に貢献することです。この目標は、世界71ヶ国の何千人ものアバターコース修了者に受け入れられてきました。

アバターの使命

世の中でのアバターの使命は、信念体系の統合を促す媒体となることです。私たちが、自分たちの間にある違いは信じる内容の違いだけであり、そうした信じる内容は簡単に創ったり消したりできるものだと気づくとき、正しいとか、間違っているとか主張するゲームが終わりをつげ、共に創造するというゲームがはじまり、世界に平和がおとずれます。

アバターは、これまで人類が取り組んだかつてない最も大事な運動です ─ つまり、覚醒した星の文明を創造することです。

これは実現不可能なユートピア的な夢でしょうか?また一つ大げさな考えが増えただけでしょうか? 『リビング・デリバレイトリー ─自分が決める人生の生き方─』の中でハリー・パルマーは言います。「壮大なビジョンが誇大妄想で終わるのは、それが達成されなかった場合だけです。その場合を除けば、偉大で気高い活動となるのです。」

戦略

個人的なインタビューの中で、ハリー・パルマーは覚醒した星の文明の創造に貢献するための戦略について語りました。

質問: 最初の質問は、なぜそれをするのですか?

私はこれまでたくさんの仕事に就き、そのほとんどで成功してきました。でも、私を本当にワクワクさせる仕事、心の奥底からいい気分になる仕事は、覚醒した星の文明の創造に貢献することなのです。それは、自己に奉仕するよりも、ずっと深くて純粋な何かから来る動機です。

質問: 自分自身を何と表現しますか?

さあ・・・(笑)分かりました、言います。筋金入りのビジョナリー!ビジョナリーという部分は、覚醒した星の文明を信じているからです。私はそれが起こると信じています。筋金入りという部分は、私がそれに積極的にコミットしているからで、自分が信じていることはあきらめないからです。

質問: 他の人々が失敗してきたのに、どうやって成功させるつもりですか?

私の計画はシンプルです。つまり、自分の隣にいる人たちがダーウィン的な考え方の夢から覚めて目覚めるのを助けるのです。彼らが本当は自分が何者であり、どこにいて、何が起きているのかということに気づいたら、彼らにその学びをどうやって次の人に伝えるかを教えます。もちろん、彼らに最善のもの、専業で取り組むことを望むなら、考慮し対処しなくてはならない経済的・社会的な現実があります。人は互いに助け合うのが好きですが、快適な生活も送りたいし友だちと一緒に安心していたいのです。ですから、その学びは、それを受け取る人がよろこんで適正な価格を支払うだけの十分な価値がなくてはなりません。

私が人生から学んだことの一つは、他者への奉仕は、もしもそれが経済的に成り立つ範囲内でうまく行なわれれば、人々に広がりやすいということです。誰かを助けてあげてください。親切にするのです。すると次にあなたは、彼らがそれを誰か他の人に伝えるやり方を見つけ出していることを知ります。それが覚醒した星の文明の創造に貢献する私の戦略です。私は経済的に成り立つ範囲内で、慈しみの広がりを創り出すつもりです。

スターズエッジ・インターナショナルの役割とは?

スターズエッジ・インターナショナル は、1986年にハリーが設立した営利企業であり、人々の期待を超えるような個人の能力開発プログラムを管理・提供するために創られました。今日、スターズエッジ・フロリダ本部では、世界71ヶ国にいる1万人以上の認可されたアバター指導者(マスター)を管理しています。このネットワークを監督しているのは、運営管理スタッフと、オーストラリア・ドイツ・オランダ・日本・韓国・ニュージーランド・台湾・米国・ベネズエラの経験豊かなトレーナー・チームです。また、スターズエッジは、アジア、オーストラリア・ニュージーランド、ヨーロッパ、米国での上級コースも主催しています。

人間のすべての問題に対する解決策

1990年4月28日、フランス・ニースにおける修了式での講演の中で、パルマーは彼がアバター・マスターから期待することについて明確にしています。自分の考えが正しいと決めつけることは誰にでもできます。どんな考えでも脚色すれば正義に見えるようにできます。正義の考えは羊皮紙文書にも聖典にも記されています。そのうちそうした考えは戦旗にはためくスローガンにされ、個人的には誰も責任をとらない冷血な行為を正当化するために使われます。もし責任を取ろうとすれば、その人は裁判にかけられ、人殺しとして有罪になるでしょう!こうして双方が正義の考えを振りかざす中で、何千という若者たちが死んでいくのです。

これは皆さんが支持してはいけない道です。自分の行動を正当化するために一度でもアバターを使うぐらいなら、アバターを公然と千回非難する方がマシです。個人の責任以上に大事な大義など、一切あってはなりません。みなさんの仕事は、人々が自分の信念を超えて源になるのを助けることであって、彼らがみなさんの信念を受け入れるように言いくるめることではありません。

私たちの間に存在する本当の違いは、自分たちで創り出す考えや信念の違いだけだということを、十分な数の人々が理解できるようになれば、世界は自然に「私たちは分かちがたい一つの運命を共有しているのだ」という事実に目覚めます。私たちは共に生きることを学ぶでしょう。さもなければ、共に殺し合い続けるでしょう。

アバターマスターとして皆さんは、自分が誰であり、また何ではないかということを覚えていてください。皆さんは自分が物ではないことを覚えていてください。また人間が戦争する原因となる、ナショナリズムや人種といった考えでもないことを覚えていてください。皆さんは身体でもなく、心(マインド)でもなく、アイデンティティーでもないのです。皆さんはこれら全ての源なのですから、もっと上手な創造だってできるのです。

皆さんは共に、飢えた人々に食事を与え、環境を保護し、平和の話をするという仕事に取り組むこともできます。こうした努力をすることで、アバターを広め、覚醒した星の文明を創りだすために必要な、時間かせぎにはなります。しかし究極的には、これら全ての問題は、人類の集合意識の中で解決される必要があります。

アバターはどう機能するか?

非創造とは、精神的現象を生み出すことを中止する、それを停止させるという意味です。それを創造するのをやめる、手放すということです。それは、エネルギーの新しい流れや反対の流れというよりもむしろ、既存のエネルギーの流れを止めることです。(アバター第三部より)「それはあなたのもので、あなたが創造しているのですが、次にあなたはそれをもう創造しないと決め、それが消え去ります。」

アバターコースのエクササイズをやると、徐々に自己に対する気づきが増していきます。この自己に対する気づきが増すと、自分の能力、人間関係、健康、精神的な健全さに悪影響を及ぼしている反応的で無意識の要因を自然と認識するようになります。こうした要因は、それと一つになって消滅させることができます。その結果、意図的に生きる能力が回復します ─ つまり、隠れた影響力に左右されることなく、自分自身の信念と精神状態を決定する能力ということです。消滅させるとは、概念以上のものです。それは第3レベルのアバター能力で、 ある種の他の第1・第2レベルの能力が理解され訓練されると完璧に機能します。

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ハリーの記事アバター®その実用性と神秘性をご覧ください。

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